クライアントの思い鳥屋酒造は、石川県中能登にある手仕事を大切に丁寧に醸された「池月」で知られる伝統ある酒蔵です。しかし、令和6年1月1日に発生した能登地震で、蔵が傾き、炉にひびが入る被害を受け、酒造りが困難な状況に直面しました。深刻な被害を受けたにも関わらず、奥能登と比較して被害が少ないことから支援を受けられない上に、出荷を待つ商品も破損。絶望の中ではありましたが、震災前から仕込んでいた「オール中能登」をコンセプトにした新商品が無事であることが希望となり、この商品を通じてMakuakeにてクラウドファンディングにて支援を募り、復興と酒造りの継続への思いを伝えたいと考えておられました。対応したことヒアリングにお時間をいただき、鳥屋酒造様の状況と自助努力の必要性を正しく理解し、プロジェクトの軸に「事実を伝えること」を据えました。6人の蔵人による丁寧に仕込まれた「真心の酒」であることを強調し、400本限定の希少性をアピールしました。蔵の歴史、酒造りや原料へのこだわりを丹念に聞き取り、復興への強い意志を物語として構成。また、重厚感を大切にしつつ未来に向かう意欲や意志を伝える写真を配置し、心情や真摯な取り組みを伝える内容に仕上げました。その結果、目標金額2,000,000円に対し、2,814,500円(140%)の支援を集め、復興に向けた大きな一歩を踏み出すことができました。Makuakeページはこちら